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水性塗料:ファレホ


結婚し、家庭を持っているモデラーさんに共通の悩みは、やはりラッカーやエナメルを使った塗装かと思います。我が家も例にもれず、嫁がかなり匂いに敏感で、もう十年以上真剣にプラモを作来ることができませんでした。ひと昔にタミヤの水性

結婚し、家庭を持っているモデラーさんに共通の悩みは、やはりラッカーやエナメルを使った塗装かと思います。我が家も例にもれず、嫁がかなり匂いに敏感で、もう十年以上真剣にプラモを作来ることができませんでした。ひと昔にタミヤの水性アクリルを試しましたが、食いつきが悪く、すぐ剥がれてしまいました。水性塗料を諦めるとしても、アメリカでは日本からラッカーやエナメル系の塗料を取り寄せることが不可能に近い状態です。ガイアカラーその他の塗料を使いたくても使えません。そうした中つい最近ファレホが「メカカラー」を発売していると聞き、試してみることにしました。

ファレホはスペイン産のアクリル模型塗料として有名ですが、多くの人は航空、軍事模型用として馴染みがあるかもしれません。この「メカカラー」は、明らかにガンプラを意識したシリーズで、色の種類、耐久性等、自分にとっては革命的な発見でした。全くと言って良いほど匂いがしません。

癖があるとすれば、乾燥に24時間掛かる事と、ヴァーニッシュ(Varnish)という名のトップコートを必要とすることくらいでしょうか。この二つを熟せば、ほぼラッカー、エナメルに引けを取らない塗膜を得ることができます。

プライマーは基本色「黒」、「グレー」、「白」の三つがあり、その他もあります。薄めず、そのままエアブラシで吹けます。隠蔽力は高いですが、表面処理が少しシビアです;粗めのヤスリ、ペーパー後を「埋める」作用は期待できません。ただ、丁寧に擦り傷を処理さえすれば、とても良い下地になります。プラスチック、キャスト両方に使いましたが、不満はありません。

メカシリーズのパンフは下記のリンクを参照してください。

例えば、この「グリーン」は明らかにザクの基本色を意識しています。

素組してあったギラドーガを塗ったところですが、いかにも「ザク」と言った発色です。

調色もしやすいので、これから色々試そうと思います。

 

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